『ふつうの軽音部』海外ではふつうではなくなる。日本のマンガは海外展開を想定するべきなのか。

『ふつうの軽音部』は実際のJ-POPの歌詞使用しているため、海外の配信では著作権の問題で黒塗りになっているらしい。

著作権、権利の問題は本当に難しい。しかし、難しい権利の問題を突破したゲームがある。スマブラだ、スマブラには任天堂以外からもたくさんのキャラが参戦している。しかし、これは大乱闘スマッシュブラザーズシリーズが人気シリーズとして結果を出してきたからできたことである。マンガはメディアミックスにおいては出発点であり、ここからアニメ化や映画化、ドラマ化へと広がっていく。従って映画化の際にはこれまでのマンガ、アニメが評価され許可がとれるかもしれないがマンガでいきなり許可がとれることはないだろう。ただし権利の問題は難しいのであって不可能ではない。

では作品を作るときにメディアミックスや海外展開を想定しておいた方がいいのか。これは難しいがメディアミックスや海外展開をしていくビジョンが明確に見えればありだろう。筆者は忘れてしまったが海外展開を予測して横書きで文字を書けるように吹き出しを工夫したマンガもあった。そのマンガは海外でも評価されていたはずだ。

メディアミックスや海外展開を想定してものを作ることは素晴らしいがやりすぎはダメだと筆者は考える。特に海外展開だ。なぜなら海外に受けているのは日本の(海外など意識していない)普通のマンガである。海外展開を強く意識して海外向けに作るのでは日本のマンガの良さが消えてしまうだろう。メディアミックスや海外展開でどう広がっていくのかは誰にもわからない。それはその時考える。でいいのではないだろうか。

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