新しい言葉が生まれた!?『非実在型炎上』

『非実在型炎上』とはメディアやSNS上で、実際には大規模な炎上が起きていないにもかかわらず、あたかも炎上しているかのように報じられる現象。

今回「赤いきつね」のCMで話題になった『非実在型炎上』という言葉。言葉は知らなくてもこのような現象を見たことはあると思う。炎上という言葉に惹かれて調べてみると実際にはごく一部の人たちが批判的な意見を述べているだけだった。というような現象だ。

炎上とはウェブ上の特定の対象に対する批判が殺到し、収まりがつかなさそうな状態をいう。今回の件は特定の対象に対して批判が”殺到”しているようには見えない。対象が嫌いな一部の人たちに着目してそれを炎上と題して報じているだけである。

何かを表現する以上、それが好きな人も嫌いな人もいる。万人に好かれるのは無理である。すなわち、誰でも『非実在型炎上』を使って炎上を作り出すことが可能だということだ。何をするにしても一定数それが気に入らない人たちはいる。そこに着目して炎上と題して報じてしまえば炎上の出来上がり。

この記事だって「出産の苦しみも知らずに気安く’生まれる’という言葉を使うな」という批判が出てきて生まれるが “性的表現”? SNSで炎上、「エロ要素なくない?」反論も… あなたはどう思う?という記事が書かれれば炎上だ。

今回『非実在型炎上』という言葉が生まれ、それが広がったことは良いことだ。炎上を見つけたら鵜呑みにせず、本当に炎上しているか、作られた炎上ではないか疑問を持ってほしい。